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2007年2月「
PRKLASIKの10年目(800例)

(眼科手術ニュース 20072月第7巻第2号より)

 20071月、次の様な論文が紹介された。
70000
人の世界中の眼科医に眼科学の最近のニュースを届けている「Ocular Surgery News20072月号である。日本語版の編集責任者は、私の尊敬する三宅謙作、ビッセン宮島弘子両先生である。
 欧州、アジア太平洋版のスポットライト引用英文記事なので、稚拙な意訳文ではあるが、紹介させていただく。
 これから手術を受ける患者様方に、手術方法を選択していただく時の参考として、又、情報公開の一環としてアリオ先生をはじめとして関係各位に引用のお許しを乞う次第である。

PRK
LASIK共に10年間多数の症例で安定した結果が得られた。先のロンドンの学会で、スペインのジョージ・アリオ医学博士によれば、スペイン政府が後援してPRK500眼、LASIK300眼を軽度(−6D以下)、中等度(−6〜−10D)、強度(−10D以上)において10年間に渡って経過観察した症例報告があった。
 両者の術後の合併症としては、PRKではヘイズ(角膜上皮下混濁)と近視の戻りが、LASIKでは角膜拡張症、ドライアイ、そしてフラップの不具合が知られている。
 アリオ博士の報告でも、上皮の再生に関する不具合がPRK16眼、LASIK19眼に認められた。
 LASIKグループ中に3眼の角膜拡張症が合併症として認められたが、アリオ博士によれば、現時点では予測可能で回避できるケースに当たるとの事である。


表1はLASIKPRKの比較です。詳細は下記を参照してください。

表1


表2

表3



上記
3枚の表で興味深い点は、PRKはカメの如くゆっくりではあるが安全に、LASIKはウサギの様に素早いが、稀ではあるが角膜移植といった重篤な合併症の可能性がありゴールに到達できないという自論が見事に証明されているように思う。アリオ博士のLASIK300眼に3例の角膜拡張症は、頻度として多すぎるが、他のデーターでは2500例に1例と言われる。情報公開が急務である。次に、表1では、PRKLASIK共に10年を経時的に追跡すると、やや近視化しているものの安定している。近視化は表2の裸眼視力に反映され、30歳で近視を治し、10年経って老眼年齢を迎える方にとっては、近視化は合目的で理にかなっているのではないか。術後の視力の立ち上がりは、フタを作るLASIKの方が早い。一方、フタを作らないPRKは、角膜の厚さが一定以上あれば、何度でも繰り返して手術ができると言う利点がある。
 表3でも同様にPRKの視力の立ち上がりが遅い。
術後3ヶ月で谷底を持ち、1年で低下した最良矯正視力が回復する。当院でもヘイズ合併により、一時的な視力低下例がある。
 最新のレーシック フラップレスでは、この様な傾向が認められない。何故なら、角膜再生の状態を管理するからである。角膜を削るPRKの作業は、レーザーエネルギーを正確な照射が可能であるが、角膜再生に個体差がある。
 例えば、盲腸の手術後の傷跡は千差万別である。角膜を的確にレーザーで蒸発させ、扁平化させても、再生が過剰に起きれば、角膜が丸みを帯びて、近視の戻りとなる。再生過程で上皮細胞の重なりの順列が乱れれば、ヘイズ(角膜上皮下混濁)がおきる。そこで、上皮細胞の再生具合を管理し、照射後の微調整をする。
 いずれにせよ、PRKLASIKを選択するのは患者様自身である。従って選択の判断をするための情報公開は、正確でなければならない。
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