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日本における近視手術29周年

 近視手術友の会 会長 須田 八重子

2012年、日本における近視手術と近視手術友の会が29周年を迎えました。

四半世紀前、多くの眼科のお医者様が手術に反対、又は慎重だった頃に近視手術友の会が結成されました。

 1983年、私以外に8名が参加しました。手術を受けた仲間が偶々眼科を受診すると、「RKを受けると10年か20年して角膜が濁って失明するかもしれない、大変なことをしてしまったね。」と言われたものです。

2000年、PRK近視レーザー手術が厚労省に認められ、様相は一変しました。
 国内に約130台余の近視治療機械がひしめき、新機種が車のニューモデル風に紹介され、スーパーのチラシのような手術費用の値下げ情報がネットを賑わしています。

ネット検索上の広告は、オークション方式でワンクリック数千円に及び、クリックされたクリニックはヤフーやグーグルに月平均、100〜200万円支払います。日本ならではの光景が繰り広げられます。レーシックのテレビコマーシャルすらありました。

近視手術は市民権を得ましたが、友の会は有効かつ安全な近視手術が普及することを願ってやみません。
患者サイドとしてはコンタクトレンズに優るとも劣らない高い有効性と安全性を有した方法の開発が待たれます。

 一方コンタクトレンズの処方や診療検査に健康保険が適用されている現状を鑑み、近視手術においても術前、術後の検査に保険が適用されることを,友の会として望みます。

 又,近視手術を受けたパイロットの資格取り消しが行われており職業選択の自由が狭められないように希望します。
関係各位の御高配賜りたいと存じます。
我が国に於いて、先駆けて近視手術を受けた会員一同の御健康と御成功をお祈り申し上げます。





レーシック・フラップレスについて

近視手術友の会 会員 
    奥山公道
 


 
近視手術としてのRKは1973年、PRKは1987年にそれぞれ開発され、効果と安全性において20〜30年の経過があります。長期的経過は観察中です。 医師と患者による長期的協力が必要です。

 LASIKは2000年、IntraLASIKは2001年、其々開発されます。
 2011年現在、LASIKが普及し近視レーザー手術の代名詞に成ります。LASIKはドアー状のフラップ(フタ)を作った後に角膜を削ります。フタを作ることにより角膜は弱くなり、フタを作ったあとの口の部分がバラける現象が起き、角膜拡張症という合併症につながります。
フタをレーザーで作るイントラレーシックも合併症の原因となりえます。
角膜拡張症は合併症として2500例に1例と稀ですが、角膜の厚さに関係なく起きることが問題です。

他方、フラップを作らない方法があります。
サーフェイスアブレーションと呼ばれる、PRK・LASEK・LASIKFlaplessです。
MMC(制癌剤マイトマイシンC)の使用によりヘイズの予防が可能な、サーフェイスアブレーションは、フタを作ることで起きうる様々なリスクを避けることができます。レーシックはテレビコマーシャルが流れていますが、術式の選択は患者様次第です。

 近視手術の発端となったRKは28年を迎え、危惧された失明もなく我国でさらなる長期経過の観察下にあります。今後とも近視手術の情報を提供し、友の会の活動に協力したいと思います。

レーシック、レーシック・フラップレス等近視矯正手術の最新情報をお届けする近視手術友の会のホームページ
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